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【比較】Amazonのスマートスピーカー「Amazon Echo」とは?発売されている7種類の比較とおすすめ紹介

Amazonの発売するAmazon Echoシリーズは、数あるスマートスピーカーの中でも抜群の知名度を誇るモデルです。今回は、そもそも「Amazon Echo」とは何なのか、そして現在発売されている種類の中からどれを選べばいいのか、比較と個人的なおすすめモデルを紹介していこうと思います。

 

そもそもAmazon Echoとは?

Amazon Echo シリーズは、Amazonの販売するスマートスピーカーGoogleGoogle Homeや、LINEのClovaと同じようなもので、音声で指示を出すことによっていろいろなことをやってくれるデバイスです。

Amazonのこのシリーズは、Googleなど他社の出すデバイスよりも全体的にAIが賢く、機能も豊富なためおすすめ。アレクサが搭載されています。

ただしAmazonのシリーズはそれなりに種類が豊富で、似たような名前な割に機能がかなり違ったりします。ですので購入前にしっかりと商品の下調べをしておくのがおすすめです。

選ぶポイント

価格

もちろんのこと、価格は最優先事項です。近年のスマートスピーカーは技術も発達し、より低価格で手に入るようになったので、めちゃくちゃお金がかかるということはありません。

ただし、家の家電をスマートスピーカーで動かしたい、などとなった場合には別途設備が必要になったりもします。すべて音声で操作できるようにしよう、などと考えると費用はかなりのものになります。そういったことも踏まえながら考えてみてください。

機能

同じAmazon Echo シリーズであれば、その機能は大して変わりません。どのモデルであってもニュースを聞く、音楽を聴くなどは簡単にできますし、もちろん家電を操作したい、というようなことも可能です。ただし、他のメーカーの製品と比べるとできること、できないことが結構変わってきます。Amazon Echoシリーズの機能については、こちらが参考になります。

あまり気にされないかもしれませんが、よく音楽を聴くといった方は音質なども気にされてもよいと思います。当たり前ですが、大きく、そして値段の高いデバイスほど音質もよくなっています。このあたりは財布との相談です。

なお、一部のデバイスは画面を搭載しています。スマートスピーカーと区別してスマートディスプレイと呼ばれることもありますが、画面が搭載されていること以外は変わりはないと思って構いません。ただしディスプレイが存在するというのはかなり便利で、直接タップして操作できるだけでなく、動画なども見られるようになります。エントリーモデルであれば値段も大して高くならないので、検討する価値はあるでしょう。

外見

まずは大きさ。小さいものだとどこにでも置けるようなサイズから始まりますが、大きいものだとかなり場所を取ります。また画面付きのモデルを買うのであれば、それだけでも大きくなります。

幸いAmazon Echo はそこまで機械っぽい見た目ではなく、落ち着いたデザインで比較的どんなインテリアにもなじみやすいと思います。デザインというよりは、どこに置くのか、置くスペースはあるのか、ということを考えてみるとよさそうです。

AmazonEchoの種類

AmazonEchoは価格、機能、外見などさまざまな面で異なりますが、今回はわかりやすく「画面付きのモデル」と「そうでないモデル」で二つに分けてみました。

一般モデル

一般モデルは、いわゆる「スマートスピーカー」。基本的には音声での操作がメインとなります。

Echo Flex

一番安く、一番小さいモデル。コンセントにそのまま挿して使う形式です。他のモデルとは全く違う形式なので、いわゆる「スマートスピーカー」の見た目を想像していると驚くかもしれません。驚くほどコンパクトなその大きさゆえに音質は他と比べると劣りますし、機能も必要最低限ではありますが、最初に買うものとしては十分すぎる性能です。

価格:¥2890

サイズ:72 x 67 x 52 mm (150 g)

Echo Dot

一番人気。エントリーモデルという位置付けです。サイズもコンパクトで、どこにでも置けます。

価格:¥5980

サイズ:43 x 99 x 99 mm (300 g)

なお、Echo Dot with Clock というLEDディスプレイ付きのモデルも販売されています。プラス1000円と、多少高くなりますがサイズに変わりはありません。名前通り時計が表示されています。

価格:¥6980

サイズ:43 x 99 x 99 mm (300 g)

Echo

後ろに何もつかない無印のEchoも発売されています。サイズはやや大きく、値段もかなり上がりましたが、音質がかなり改善されました。最もスタンダードなモデルです。

価格:11980円

サイズ:148 x 99 x 99 mm(780g)

Echo Plus

無印のEchoとサイズは全く同じですが、スマートホームハブ内臓のモデルとなっています。家全体を全自動にしたい、という方にはおすすめ。

スマートホームハブ内臓

一部の家電の操作には「ハブ」とよばれる中継機能を持ったデバイスが必要で、別途購入する必要があります。Echo Plusのようなスマートホームハブ内臓のモデルであれば、わざわざ別に購入する必要はありません(内臓のスマートホームハブが対応していない家電も存在するので注意)。

価格:17980円

サイズ:148 x 99 x 99 mm(780g)

Echo Studio

名前の通り、音質を極限まで上げたモデルです。その分サイズも値段もかなり大きくなっています。Echo Plus同様にスマートホームハブ内臓です。

価格:24980円

サイズ:206 x 175 x 175 mm(3.5kg)

画面付きモデル

近年新たに発売された人気モデルが、画面付きのデバイスです。スマートディスプレイとも呼ばれます。音声メインの操作だけでなく、画面による操作も可能なため、柔軟性が増しました。

Echo Show 5

比較的手ごろかつコンパクトな画面搭載モデルです。ディスプレイの大きさは大きめのスマートフォン程度なので、たいして場所は取りません。カメラが搭載されているので、ビデオ通話にも対応しています。

価格:9980円

サイズ(ディスプレイ):5.5インチ

サイズ(全体):148mm x 86mm x 73mm (410g)

Echo Show 

スクリーンが大きくなり、音質もアップしたモデルです。価格は全モデルの中でも一番高くなっています。Echo Show 5 同様カメラも搭載されています。

価格:27980円

サイズ(ディスプレイ):10.1インチ

サイズ(全体):246mm x 174mm x 107mm(1775g)

基本情報の比較表

今まで紹介してきた7種類の基本情報をまとめてみると下表のような感じ。こうみるとかなりわかりやすくなるのではないでしょうか。

  Echo Flex Echo Dot Echo Echo Plus Echo Studio Echo Show 5 Echo Show
価格 ¥2,980 ¥5,980 ¥11,980 ¥17,980 ¥24,980 ¥9,980 ¥27,980
Hub なし なし なし あり なし あり あり
サイズ 極小 特大 特大
画面 なし なし なし なし なし あり あり

結局どれがいい?

最初に申し上げたように、どのモデルを選ぼうと機能そのものはたいして変わりません。ですが、画面があればそれだけで使いやすいですし、考えようによっては邪魔にもなります。スマートホームハブ内臓であれば、家電の設定が簡単になります。

万人におすすめ:Echo Show 5

一番のおすすめで、かつ人を選ばず薦められるのがEcho Show 5です。画面付きでありながら、実際のところそこまで場所は取りません。Echo Show 5については、さらに詳しくこちらの記事でも紹介しています。

【評判】Amazon Echo Show5の機能・価格・使い方など基本情報まとめ - WITH VOD

Echo Show ともなると画面がかなり大きく、置き場所に困ることもありますが、Echo Show の大きさ(大きなスマートフォンくらい)であればどこにでもなじみます。画面はやはり便利ですし、何よりもコスパが抜群です。

コンパクトさ重視:Echo Dot

個人的な一番おすすめはEcho Show 5ではありますが、よりコンパクトに収めておきたいという方にはEcho Dotもおすすめ。

音質重視:Echo Studio

Echo Show 5もEcho Dotも音質はそこまでよくはありません。完全なスピーカーとして、音楽を楽しみたいという方は、Echo Studioを買ってみるのも選択肢の一つだと思います。

しかし、値段が高いうえに場所を取るというデメリットもあるので、よほどのこだわりがない限りは下位バージョンでよさそうです。